その後は経済回復を続け、2000年にWTO加盟。税制改革や、外資を呼び込もうと誘致活動を行っている。外資の誘致については、インフラが脆弱であることが課題となっている[1]。例えばアルバニアの電力は山がちな地形を生かした水力発電が支えており、水力で総発電量の98.8%を占めている。この水力については、施設の老朽化による電力不足が課題となっている[1]。
FX
[編集] 農業
アルバニアは山がちな地形にも関わらず、国土に占める農地面積が25.5%と高い。伝統的に農業従事者の比率が高く、政府は農業以外の産業確立に苦心してきた。
1940年時点における農業人口の比率は85%であったが、1989年には55%、2004年時点では21%まで下がった。なお、農業人口の減少は同国の経済体制の変化にも原因がある。
FX
1946年に創設された集団農場は成長を続け、1973年にはすべての農場が集団化(社会主義化)された。しかしながら1991年に集団農業を放棄したことで、生産額が1年間に20%低下し、一時的に大打撃を受けている。その後、農業生産は持ち直し、労働生産性が向上した。
主な生産品目は主食の小麦、生産額は2004年時点で30万トンである。その他の麦や、トウモロコシの生産も盛ん。地中海性気候に適したオリーブやブドウも生産している。
食糧自給率については、1995年時点では95%と発表されていたが、2003年時点では輸入に占める最大の品目が食料品(輸入の19.6%)となっている。
先物取引
[編集] 鉱業
鉱物資源はある[2]が、長年の鎖国政策や、近年の社会的混乱によってインフラが乏しいため、生産は低調である。
典型的なのがクケス市など3カ所の鉱山から採掘されている同国第一の鉱物資源クロム鉱である。第二次世界大戦直前の1938年時点ではわずか7000トンだったクロム鉱の採掘量は、1970年代には世界第3位に達し、1987年には108万トンまで伸びた。しかし、1991年には50万トンに、2003年には9万トンまで落ち込んでいる。同じ傾向は銅鉱(1991年に至る5年間で銅鉱の産出量が半減)、ニッケルについても見られる。
有機鉱物は、品位の低い亜炭、原油、天然ガスを産出する。塩、石灰岩の生産も見られる。天然アスファルトは生産量こそ少ないものの、アルバニアの特産品として知られている。
外為・南アフリカランド
[編集] 工業
工業は、輸出については衣類を中心とした軽工業が主体である。繊維自体の生産は小規模であり、布・皮からの衣服の加工、縫製が主となる。アルバニアの輸出に占める工業製品の割合は82.6%(2003年)に達する。品目別に見ると衣類34.2%、靴などに用いる皮革26.1%であり、輸出工業品目の過半数を占める。このほかの工業製品としては鉄鋼、卑金属が輸出に貢献している。
輸出相手国は、イタリアとの関係が深い(輸出の74.9%がイタリア向け)。イタリアの繊維産業と深く結びついた工業形態となっていることが分かる。
[編集] 国民
[編集] 住民
アルバニア人が大部分であるが、国土の北部と南部では言語や風習に差異がある。南部にはギリシャ人などもいる他、国境付近にはマケドニア人やモンテネグロ人もいる。人口増加率は約2.5%とヨーロッパで最も高く、逆に一人当たりの国民所得はヨーロッパで最も低い。
[編集] 言語
アルバニア語が公用語であるが、北部のゲーグ方言と南部のトスク方言に別れ、標準語はトスク方言に基づいている。外国語としてイタリア語を話せる人が多い。南部のサランダを中心とした地域に住むギリシャ系住民の間では、ギリシャ語を話す人々もいる。
[編集] 宗教
現代の世俗的な国家でも、宗教活動は活発に行われる。共産主義でも宗教を否定しているわけではなく、旧ソ連、中国その他の共産主義を理念に掲げる国であっても(一定の制限はあるが)寺院も宗教団体も存在して公然と活動が行われてきた。宗教や神が存在しない国というものは存在しなかった。アルバニアは国内での激しい宗教対立を背景に1967年、人類史上初の「無神国家」を宣言した。これは世界で唯一の試みであった。
1990年、信教の自由が認められた。現在では多くの人々が穏健なムスリム、正教徒、カトリックであり、宗教間での結婚も少なくない。
公式のデータは下記の通りである。
70% イスラム教
20% アルバニア正教
10% カトリック
[編集] 文化
長期にわたるオスマン帝国の支配の影響から、「アルバニア人」という民族意識の形成とそれに基づく民族文化の育成が遅れた。アルバニア語の学校教育は1887年に初めて開始され、その頃から民族意識高揚による「アルバニア・ルネサンス運動」が起きた。
第二次大戦後の共産主義政権は、共産主義のイデオロギー的影響を強く受けながらも、強力な民族主義的立場で国民の啓蒙と文化水準向上に関する政策を展開した。地中海周辺の諸民族と比べ、比較的に温厚で忍耐強いと言われるが、家父長制的な伝統の要素が社会に残っており、女性の地位向上運動が続いている。
祝祭日 日付 日本語表記 現地語表記 備考
1月1日、1月2日 元日 Viti i Ri
3月22日 新年の日(春分の日) Nevruz
移動祝日 カトリックの復活祭 Pashket Katolike 日付は復活祭参照。
移動祝日 正教会の復活祭 Pashket Ortodokse 日付は復活祭参照。
5月1日 メーデー Nje Maji
10月19日 マザー・テレサの日 Dita e Nene Terezes
11月28日 独立記念日 Dita e Pavaresise
11月29日 解放記念日 Dita e Clirimit
12月25日 クリスマス Krishtlindje
イスラム暦による 犠牲祭 Bajrami i Vogel 移動祭日
イスラム暦による ラマダーン明け大祭 Bajrami Madh 移動祭日
[編集] 著名人
スカンデルベク(国民的英雄)
エンヴェル・ホジャ(政治家)
ゾグー1世(大統領、アルバニア国王)
アメリカの俳優ジョン・ベルーシ、ジム・ベルーシ兄弟はアルバニア移民の子孫である。
マザー・テレサ(宗教家)
イスマイル・カダレ(文学者)
[編集] 本文注
^ a b c d e 『アルバニア:「国民平等に貧しい」と「ねずみ講バブル」の関係』2008年3月6日付配信 日経ビジネスオンライン
^ 『アルバニアの金属資源』平野英雄 地質ニュース531号 1998年11月 pp.43-51PDF
[編集] 関連項目
コソボ紛争
[編集] 外部リンク
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バチカンは国際連合非加盟。「その他」は国家の承認を得る国が少ない、または無い国、あるいは独立主張をしている国。国際連合非加盟。事実上独立した地域一覧も参照。
1 アジアにも分類され得る。
2 一部はアジアに含まれる。
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